前回のパワースポット巡り【東国三社】鹿島神宮についてはコチラですよ。↓↓
目次
【東国三社参りの一柱】鹿島神宮の御祭神と香取神宮の御祭神を先導した神を祀る、息栖神社へ
息栖神社は鹿島神宮と香取神宮に比べ地味な東国三社の1つ…という印象かもしれません。カンタンに由緒を調べてみました。
息栖神社は岐神(くなどのかみ)を主神とし、相殿に天鳥船神(あめのとりふねのかみ)、住吉三神を祀っています。天鳥船神は交通守護のご霊格の高い神様で、鹿島大神の御先導をつとめられた神様。
※息栖神社公式ホームページより参照
つまり息栖神社は、交通安全の神様
息栖神社の大鳥居は表参道だけではなく、常陸利根川沿いに建てられていることから水運のご利益もあったみたいですね。特に、江戸時代は利根川での水運が発達し、高貴な身分の参拝客だけではなく庶民にも人気があったという記録があるそうですよ。
お伊勢参りに次いで、東国三社をお参りすることが流行することもうなずけますね。現在は運河を利用した参拝は出来ませんが、車をはじめバスツアーでも息栖神社に訪れることが出来ます。
【東国三社巡り】息栖神社へのアクセスは?
私は香取神宮から、東国三社が1つ息栖神社を目指しました。香取神宮はすぐ近くに高速道路のインターがあるので、時間もそれほどかかりませんでしたね。
(東京方面より高速バス利用の場合)
※最短10分間隔で運行、東京からのアクセスに大変便利です。
JR東京駅八重洲南口より高速バスかしま号(鹿島神宮駅行き)で1時間30分、「鹿島セントラルホテル」停留所下車~タクシーで5分、または徒歩30分(電車)
JR総武線(成田廻り) 小見川駅下車、タクシーで10分
JR鹿島線 鹿島神宮駅または潮来駅下車、タクシーで20分(車:高速道)【東関東自動車道】潮来ICより15分、佐原・香取ICより20分
(車:一般道)
水戸方面より国道51号~124号・県道44号、1時間30分
銚子方面より国道124号・県道44号、35分※鹿島・香取神宮へは車でそれぞれ20分です。
※神栖市観光協会HP参照 息栖神社公式ホームページ
息栖神社の駐車場はコチラ。お手洗い・自動販売機も併設しています。
駐車スペースも十分にあるので、安心して車でアクセスすることが出来ます。ただし、こちらの駐車場は砂利道となっていてしっかり舗装されているというわけではないので、駐車する際は気を付けた方が良いかもしれませんね。
さて、車を降りればすぐに息栖神社の大きな鳥居が見えてきますよ。こちらの名称は「二の鳥居」。
しっかり「東国三社」が刻まれていますね。
いざ本殿へ…と足を進める前にストップ!
▲境内案内を見てみると、この「二の鳥居」は「入口」ではなく、中間に位置していることが分かると思います。そうです。実は息栖神社の御神体は本殿と言われるような社殿にあるわけではないのです。
なんと常陸利根川に面する「一の鳥居」の元の井戸がこの息栖神社の祀っているものなんですね。
▲一の鳥居の左にある鳥居が「男瓶」、右にある小さな鳥居が「女瓶」
ついついすぐに鳥居をくぐって奥へと進みたくなるかもしれませんが、まずは「一の鳥居」を目指して日本三霊泉の一つに数えられている泉と言われる井戸を覗いてみてくださいね。
息栖神社の参拝への順路はコチラ
それでは、社殿を目指しお参りしてみましょう。すぐ左手にあるのは「稲荷神社」です。
鹿島神宮や香取神宮と同じで、境内に稲荷神社があるということはいただいた供物を一度稲荷神社に収める必要があるためですね。
▼さらにこの息栖神社のお稲荷様、赤い装束に耳当てまでしていてとても愛らしいですね(^^)
お稲荷様にもしっかりお参りをして、どんどん進んで行きましょう!
息栖神社の由緒と歴史、祭日をチェックして
歩みを進めていくと、息栖神社の詳しい由緒をはじめ御神体や祭日についての案内が掲示されています。古事記にも記載されるほど、信仰の篤い息栖神社。水運を利用して参拝したので「航海」の無事をお祈りするだけではなく、「航空」などの守護も担っているなんて心強いですね。
なので、これからあなたが息栖神社を参拝する際には祭事以外にもどこかに旅立つ時にもおすすめです。
菊祭りの満開の菊とともに、あでやかな息栖神社の神門がお出迎え。
しっかり奥行のある佇まいに、息栖神社の歴史と江戸時代に賑わいを見せた片鱗を感じることが出来ますね。
▼おみくじの多さから、現在も参拝の人気をおしはかることが出来ました。私も1つおみくじを引きましたが、見事「大吉」でした(^^)
招霊(オガタマ)の木に近づいてみて。あなたに幸運がやってくるかも
途中、一円玉硬貨に描かれている木「招霊(オガタマ)の木」も。息栖神社境内のパワースポットの1つですね。
ただし、いくらご利益があるからといって折ったりするのはダメですよ。また、すべての場所に通じますが、「パワースポットだから行く」というのではなく、訪れたからには神社に敬意を払ってお参りをしましょうね。
東国三社、息栖神社の社殿へお参り
先にお話したように息栖神社の本社ではありませんが、こちらもお参りしましょう。菊祭りの菊がとても華やかですね。
おみくじで運試し?東国三社守りもこちらでGETして
▲授与所でおみくじや各種お守り、東国三社守りを手に入れることが出来ます。こじんまりとしていますが、忘れずに!
授与所のすぐそばにご神木【息栖の夫婦杉】も見ることが出来ます。寄り添った夫婦杉を見ていると、婚活や良縁に恵まれるご利益をいただけそうです。
さて、いよいよ最後の一社、香取神宮に向かいましょう。
▼▼次回の目的地【東国三社】香取神宮はコチラから▼▼
「関東のお伊勢参り」最強のパワースポット、東国三社の息栖神社を紹介しました。
ぜひ、ご参考にしていただけると嬉しいです。
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