今日の一枚は「20番の審判のカード」です。
大アルカナのカードです。魂からのメッセージです。ということは意識の部分でのお話になります。見えている筋肉という感じではなくてインナーマッスル的な感じです。このカードは絵の中心に「目」が描かれています。この「目」はソードの2のカードにも描かれています。周囲の状況を見るという使われ方もあるかもしれませんが、どちらかというと「第3の目」という感じの意味合いではないかと思います。
第三の目’サードアイ)は眉間のちょっと上のくぼみあたりにあります。よく「第三の目が開く」と言いますが、パッチリ開くという感じではなくて、今までになかった皮膚感覚が生まれてくるというような雰囲気です。
第三の目、つまりこれは第6チャクラが活性化するというお話で、肉眼では知覚できないビジョン系の能力が発達して、透視、遠隔視などができるようになるということが言われています。
この「20番の審判のカード」は「それには一度棺桶に入ってくださいねー。」と言っているのです。常識的なことや肉体、または今ずっと持ち続けている習慣。それらのものすべてを「棺桶」に捨ててみるということなんです。
捨てて一度「無」にする必要があるということなんですね。「今」に集中するためには、過去の栄光や未来への不安は邪魔でしかないということです。ていうか、それに縛られているうちは(棺桶に捨てられないうちは)第3の目は開花できないということなんですね。
タロット占いで「20番の審判のカード」が出てきた時のエピソード
このカードはストーカーで悩んでいた女性の現在の場所に出てきたカードでした。その女性は度重なる別れた「男」からのメールに悩まされていました。彼女は新しい道に進み真剣に日々努力している日々でした。そもそも別れたのも彼の「浮気」が原因でした。その彼の「浮気」を期に、彼女は別れたつもりでした。でも元カレ的には別れたつもりはなく、許しを請うメールが段々とエスカレートして電話や、デートの要求。
女性は一度「恋愛モード」を解除した相手には二度と恋愛はできないという鉄則があるのを知らないの?そんなに彼女が大事なら浮気はするなというお話ですが、日本神話などを読んでいても男女の神様の違いはハッキリ出ていますよね。
とにかく、嫌われたらまず無理です。棺桶から蘇って来たのは彼への愛ではなく、彼女にとっての未来への希望と今に集中する気持ちでした。
恋愛では相手を思いやって嫌われないように自己中心的な態度は棺桶に捨てる事がたいせつですね。(*^^*)
(パートナーに嫌われたら一人になって嫌われた原因を考えるといいかもしれませんね)
あなたにとって今日が素晴らしい一日になりますように♡