今日はカップの6を引きました。
カップは愛情、気分、イメージ力、大いなる錯覚、と書きだすとたくさんのあいまいな言葉が出てきますが、まさにカップはそんな「あいまいな」イメージなんです。「心」で感じているのか「頭」で感じているのか「無意識」なのか、そのすべてなのか、まあそういったことをひっくるめて感じることがカップの雰囲気かもしれません。
「6」というのは数の原理で他者との調整だったり、社会との調整だったりします。占星術では6番目のサインは乙女座ということになって、やはり乙女座は自分をありのまま出すことをせず、きちんと他人に役立つように調整してから行動したりします。他人が何を求めているかピンとくるんだと思います。それはとても「6」っぽい行動なんですね。相手の話をまずはしっかりと聞いてあげましょう。相手を知るにはそこからですよね。何も話さない相手はどうしたらいい?
ハイ!それが「カップの6」の得意とするところなんですよ。心の耳で目でキャッチするんです。本当に伝えたいことって、言葉で言えないことがあります。言葉で言いたくても恥ずかしくて言えなかったり、自分でもどう表現したらよいかわからなかったりだからあなたが心の耳でその声を拾ってあげましょう。「ちゃんと話してくれないとわからない」確かにそうかもしれません。でも、そんな冷たいこと言わずに今日はあなたが水を向けてあげましょう。やさしく包み込んであげましょう。言葉に上がって来る前の無意識のレベルに共感してあげましょう。
「カップの6」がタロット占いで出てきた時のエピソード
お付き合いが始まってしばらくして結婚するか否かをタロット占いで占った時、彼の本音のところに出てきたカードでした。彼はきちんとしたお仕事についている方でした、でも彼女はその彼とお付き合いを進めていくと彼の欠点を次々と見つけてしまいます。「パスタを食べる時に音を立てて食べるの。それって一番いやだわ。」「待ち合わせしてもきちんとその場所に行けないのよ。」(ていうか、欠点って誰だってあるでしょ。もっと違う見方というか本質を見ましょうよ。彼は彼女にもっと優しくしてほしいんだから。だって彼はものすごく優しく彼女に接しているじゃない。)なんて個人的に思ってしまいますが、彼は彼女を愛しているから彼女のことを「許して」いるんですよね。それが究極の「カップの6」かもしれませんね。男女の関係は100人いたら100通りです。何が正しくて何が悪いっていうのは当事者のみが感じることなんです。私はただ淡々とタロットカードの意味をお話してしました。でも彼女は最後に「そうね。もう少し優しくしてあげようかな」だってさ。だってかけがえのない相手であることは確かなんだから。1億人の中の一人ですよ。それは本当に凄いご縁なんですから。
あなたにとって今日が素晴らしい一日になりますように♡