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今朝は「24番エンドレス」を引きました。
このカードは大アルカナのカードです。魂からのメッセージです。2と4を足すと6になるので「6番の恋人」のカードと「15番の悪魔」のカードの両方を自由自在に使い分けられるカードなんです。そしてそれをさらに応用して頭の中の限界をエンドレスのやり方で突破していくんです。その突破の仕方はそれぞれなんですが、人が介入している気がしますよね。一人では突破できなくて、他者が何かのきっかけを与えてくれるんです。一人ではできないんです。他者は優しく、時には強制的だったり問答無用だったり、こちらにはお構えなく自我を押し付ける場合がありますよね。すると軽くショックを受けるんです。そしてだから考えるんです。どうするか。自分はどうするのかと。元の殻に引っ込んでこの人と付き合うのはやめるのか。それとも自分も少しだけ変わってみようとかね。自分ひとりで、一人だけなら世界は保たれていたのに、そこに強引に入って来る人がいたら、また考えるんです。「ずっと一人のままでいいのか?それともこの人と付き合って無駄と思える時間を費やすのか?」そうなんです。考えるだけでも、すでに変り始めているんです。その人の存在を認識しただけでもそれは凄いことなんです。一気に殻を破るって相当ショックは大きいのでゆっくりも有りかとは思います。最後の一人になるまで、今日は行ってみましょう。仕事でも、恋愛でも、婚活でもね。だって今日はエンドレスだもの。

「24番エンドレス」がタロット占いで出てきた時のエピソード。
ちょっと深刻な表情を浮かべた相談者の女性のご相談は男女関係のもつれの末に分かれるかどうかというものでした。だいたいこういうご相談をしてくること自体、心の奥の奥では答えが出ていることが多いのです。ただ、その答えをご自身で認めたくなかったり、直視したくないことが多いのです。なのに、その心のどこかで「変わりたい、幸せになりたい」きっとそんな思いがタロット占いという不思議な時間の共有を有効にするんだと私はしばしば感じます。私たちは物理的に素粒子で構成されていますから、微弱な電気を発しています。その微弱な波動が共鳴するから共感できるんだと思うことがあります。タロット占いも時間と空間を越えていけるんです。
相談者の心を寄せていた相手の本音のところにはこの「24番のエンドレス」が出ていました。彼女は小さい声で言いました。「やっぱり」。私はビックリしました。だって私はまだ何も言葉を発していないのに?!「何がやっぱりなんですか?」思わず私は尋ねました。「彼ってひどい人なんでしょう?浮気者でしょ?」先生、そんな風に心でつぶやきませんでしたか?(私は苦笑)「隠さないでね先生。私、もうすべてを諦めたから大丈夫だから本当のことだけ話してくださいね」(私は本当のこと、ていうか感じたまましかお話できませんから)そんなやり取りをしました。エンドレスのカードは、浮気で、嘘つきな彼を表してはいたかもしれません。でも彼女も実はそんな彼を引き寄せていたのですね。ま、話すだけ話したらすっきりした顔になって笑顔で席を立った彼女でした。カッコイイよね。

あなたにとって今日が素晴らしい一日になりますように。

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