今日の一枚は「ワンドのナイト」です。
「ワンド」は「火」の元素から成り立っているんですよ。「火」って上に伸びていくじゃないですか。だから、基本的には常に上を見ていたいんですよね。高いところを目指していくんです。大変とか、難しいとかっていうのはあんまり関係なくて逆にあまりにも現実的なことだと地に落とされたみたいな感じで「げっそり」なんです。今のが「ワンド」の説明ね。
「ナイト」はコートカードと呼ばれるカテゴリーで意識の階層を表しています。この「ナイト」は兎に角凄いんです。だって一般人はみんな「ペイジ」ですからね。一生ペイジのままの意識から成長せずに終わる人だっているんです。
「ナイト」の意識は「ペイジ」の上をいくんです。「ペイジ」を束ねて「ペイジ」を先導していくイメージでしょうか。戦国時代だったら織田信長のわらじを胸に温めて、馬に乗れなかった「藤吉郎」がペイジの意識です。そして信長の敵をとって明智光秀を打ったのは「ナイト」の意識なんです。わかりやすく言ったら、「みんなと一緒で良いやー」というのが「ペイジ」で「一歩前に抜きん出たいし抜きん出てるぞー!明らかに。」って言うのとか「ペイジだったらどうするか?あの人だったらどうするんだろう?」と自分の頭で考えて行動できるのがナイトなんです。勿論、基本「楽しみながら」って重要。嫌々なんて論外です。
そして今日は「ワンドのナイト」ですから、凄いことになってるんですよ。半端な気持ちじゃなく「命がけで」「楽しんで」一歩先を考えて行動することで運が開けていきます。
「ワンドのナイト」がタロット占いで出てきたときのエピソード
やはりどうしても恋愛のエピソードが多くなってしまいますね。だって、恋愛のご相談でくる方っておおいんですもの。「あの人私のことどう考えているんだろう?」って思うことってあるじゃないですか。そして、好きになればなおさら気になりますよね。本気で大好きになってしまったら、そのことが頭のなかでぐるぐる、ぐるぐる、ずっと、ずっと、まわってしまって苦しくて苦しくて「何とかしてー」っていう人ってたくさんいるんですよ。お互いがなんの問題も無ければその気持を相手にぶつけるということもありかもしれないけど、世の中っていろんな場合がありますから、相手が結婚していたり、彼氏、彼女がいたり、すでに振られた相手だったり、でも「好き」という気持ちはどうにも出来ないことだってあるのです。そんな時一緒に現状と未来の断面図を見せてくれるのがタロット占いだったりします。「信じる」「信じない」は別にして、大昔から悩める心のカウンセリングをしてきてくれたのも「タロットカード」だったりしますよね。「ワンドのナイト」は相談者の彼の気持ちに出てきたことがありました。と言ってもまだ、お付き合いしているわけではありませんでしたが、彼女を常にサポートしてくれて、なにかあるとすぐ車で迎えにきてくれる彼でした。良いですね。ナイト。(でも彼になったらなったで忙しいかもしれないけどね(笑))
あなたにとって今日が素晴らしい一日になりますように\(^o^)/