タロットで9番隠者のカードが恋愛、仕事、人間関係、健康で出てきた時の解釈
タロットカードは人生の旅の縮図とも言われています。
今回は9番の隠者のカードが示す意味や解釈について考えていきたいと思います。
この解釈はたくさんのカードの中からランダムにカードを引いて出てきた時に使えるだけでなく
色々なスプレッド(並べ方)がある中でその中に出てきた時の解釈にも使えます。
あまり四角四面に考えるのではなく、タロットカードという友人に寄り添うようにイメージしていただければあなたの中でさらにたくさんの場面や解釈がうかんでくると思います。
それこそが、タロットカードのあり方なのです。
https://www.youtube.com/watch?v=65huXfPPeEs&t=57s
目次
9の数の原理のの説明
。
9は哲学・思想・旅などを意味します。段階的にグレードアップしていき、だんだんとレベルが上がっていくという特徴があります。そして、「旅」という意味では模索し、また、応用的に考えたりもします。
9は10進数の数の部品、すなわち1から9までの間では最後のまとめであり、つまり総合的に考えるということを表しています。
絵柄の説明
隠者は聖者であり深遠なる知識の山々を旅して悟りを開いてる賢者です。
心の傷を癒す人であり、道に迷っている人に助言を与える人です。
ヘルメスのように私たちを道案内してくれます。
ですがこの隠者には顔が2つあります。これは松村タロットの特徴でもありますね。
顔のひとつは手に持ったランプを見ています。ランプは光です。
そしてもう一つの顔は動物と一緒に反対方向を見ています。
動物は自然界の使者と言われています。つまり、この隠者は自然界のルールとに基づいて判断を下しているということになりますね。
前のカード8番正義から引き継いだバトン的象徴ですが、正義の台座の釘が隠者のランプの取っ手につけられていました。
この光は正義から受け継いだ現世的な真理であることもほのめかされているということですね。
かがり火となり、他の人を正しい道へ案内する隠者ですが、一方向だけでなく、自然界のルールも視野に入れて道案内してくれているということですね。
それでは具体的な場面で出てきた解釈の説明をしていきますね。
9番の隠者が恋愛で出てきた時の解釈
正位置の場合
思っていることをあまり公表しない、告白できずに片思いでいる、プラトニックラブ
年齢差のある恋愛、一筋に思い続ける相手、時間がかかる恋
逆位置の場合
愛情や好意を持てないほど別の何かに没頭している、石頭な相手、頑固で方針を変えない相手
貧しく恋愛どころではない、方向性の違う価値観でうまくいかない
9番の隠者が仕事で出てきた時の解釈
正位置の場合
動かず静かに計画を温める、静観している状態、適職を探し続ける、仕事をずっと続ける
マニアックなやり方で極める、修行の道、苦しみをいとわず成し遂げる姿勢
逆位置の場合
我を通して職場で孤立する、孤独に耐えられなくなる、一人でやる仕事、
貧相なお店、縮小方向のビジネス、衰退へ向かう仕事
9番の隠者が人間関係で出てきた時の解釈
正位置の場合
心静かに相手を思う、愛想があまりよくないが真面目な相手、年上の相手、突き詰めて考える関係
長い付き合い、信用できる恩師、尊敬できる上司
逆位置の場合
固く閉ざされた心がなかなか開かない、陰険な性格、執拗に追い回す
時代遅れな間柄、極端な思考に偏った関係、マニアック過ぎるオタク
9番の隠者が健康で出てきた時の解釈
正位置の場合
規則正しい生活が染みついている、独自の健康のマニュアルを持っている、
逆位置の場合
栄養失調気味、快楽を受け入れないために起こる障害、孤独がもとで病気になる
解釈はここにあるだけではありません。それがタロットカードの醍醐味です。
あなたのイメージを膨らませて豊かな解釈をしてみてください。
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