笠間稲荷神社(かさまいなりじんじゃ)に行ってきました。笠間稲荷神社は、茨城県笠間市にあるのですよ。
祭神は宇迦之御魂命(うかのみたまのみこと)というとっても凄い神様なんですよ。古事記ではイザナミとイザナギが飢えて気力がないときに産まれた神様で。飢えた時ということは食ということに強い意識が働いて、穀物の神が生じたと考えられているのですね。五穀豊穣、商売繁盛の神として古くから厚く信仰され、関東だけでなく日本各地から年間350万人の参拝客が訪れているそうなんですよ。なんと正月の三が日の初詣は80万人以上の参拝者が訪れ、初詣参拝者数で茨城県1位を誇っているらしいです。
そしてなんと日本三大稲荷の一つとされているんですって(^_-)-☆
私なりにこの笠間稲荷神社の素晴らしい仕掛けを皆さんに解説したいと思いました。
風水的な守りが抜群の神社だったのです。
中国から伝わる風水では、天の赤道帯に沿って東方・北方・西方・南方の四大区画に分け、それぞれに四神(四象)が対応付しているのですね。これらを東方青竜・北方玄武・西方白虎・南方朱雀と呼ぶのですが、ほら!しっかりこの四神が神社を守ってくれているんですよ。
四神にちなむもの
青龍偃月刀、白虎隊、朱雀門、玄武洞、など四神にちなんだ事物はビックリするくらい数が多いんです。
会津藩では武家の男子を中心に年齢別に50歳以上の玄武隊、36歳から49歳までの 青龍隊、18歳から35歳までの朱雀隊、17歳以下の白虎隊と四神の名前を部隊名とし軍構成していたんですね。日本人って凄くないですか。部隊の名前一つにも神様に守られるようにちなんでつけられていたなんて。
人生には四季がある?
人生全体を四季に例え、若年期を「青春」、壮年期を「朱夏(しゅか)」、熟年期を「白秋(はくしゅう)」、老年期を「玄冬(げんとう)」と表現することがあります。残念ながら私はもう会津藩では玄武隊にしか入れませんが、今のこの人生の季節をしっかりと楽しんでいきたいな。人生の最後の季節を仕合せに楽しみながらね。
だって「終わり良ければすべて良し」っていうじゃあないですか(^◇^)
あっと、これを読んでくれているあなたは、まだ青龍隊あたりかなーーーー!(まあ、いずれにしてもです)
最後まで読んで下さりありがとうございました。