2016-12-20-1

風水では陰と陽があります。
季節でいうと冬至は陰の「極」ということになり、冬至を越えた瞬間に今まで「陰」の流れだったものが逆転して「陽」の流れになります。今年の12月は庚子で一白水星です。つまりすべての始まりはこの冬至からという風に考えても良いのです。私の考える占いの定義は、「できるだけたくさんの占い的な情報を集め理解したうえで、最善の守備をととのえてたうえで、楽天的に考える」ことです。であれば、今夜、この冬至を境にリセットされる訳ですから来年の目標と言わず、今から動くべきなのです。何となく気が乗らない時など神社に今年いただいたお札やお守りを返しに行ったりするのもおすすめですね。
さて今月は庚子(かのえね)です。
「庚」とは「更」(かわること)を指します。そして変化することも表しています。今までの姿を脱却して新しい自分になるという意味なのです。
そして「子」ですが字を分けて考えると「了」(おわり)と「一」(はじめ)。つまり「子」とは終わりと始めを一つに束ねる月ということになります。

大黒と「子」
恵比寿様の呼び名で有名な大黒様は福神として今でもお店や商家などで神棚などに祀られているところもあるかと思いますが、実は農家や漁村の家々の神棚には必ず祀られてありました。七福神の神々の中でも横綱クラスの大黒様は一見いかにも日本固有の神様かと思いきや実は大黒様はインドから来た神様で、平安時代の初期、中国を経て仏教の大黒天として日本に招来されたということです。つまり、この大黒天とは、インドの全知全能の神、シヴァの一化現、マハーカーラ(マハー=大、カーラー=黒)であり、その神性は「生成と破壊」を兼ね備えるものとされ、その一方の徳、つまり生成の象徴が「リンガ」となっている神さまなのです。日本に招来されたこの大黒天は比叡山延暦寺をはじめ、天台系の諸寺院に祀られ、僧侶の妻の呼称、「大黒さん」の語源になっているのはよく知られていますよね。やがて平安末、同音のために、大国主命に習合されて、そのいでたちも袋を背負って八十神の供をする大国主命の姿に変わっていくのです。大黒が同音のゆえに大国主命に習合されたと同様に、易の「太極」にも重ねあわされ、その結果、家屋の根源とも言うべきその中央の最も大切な柱が「大黒柱」とも「太極柱」とも書かれるようになりました。
大黒の祭りは本来「子祭」と言い、冬至を含む旧11月、つまり子月子日、あるいは年間6回めぐって来る甲子(きのえね)なんですが、子月子日は古いしきたりとして、後に変化して甲子になったと言われています。いずれにしても「子」がいかに重視されていたのかがわかります。

大黒様のお祭り
子月子日子刻は2016年12月8日23時~1時 12月20日23時~1時 残念もう過ぎてしまった!でももう1日あって2016年12月31日23時~2017年1月1日午前1時。このあいだに大黒様に感謝すると、いいえ、違う。大黒様に感謝するお祭りをすると(多分個人的にやってもいいと思います)大黒様にあやかれる。ということになるのかな。私は個人的に家族とやってみようと思いますよ。