少し前にカウンセリングしたお母様のセリフです。
20代の息子さんが仕事を失って途方にくれてのカウンセリング依頼でした。
確かに20代はまだまだ親がかりの方が増えています。今回のご相談は息子さんの将来についてのご依頼でした。

ご相談開始⇒息子は小さい時から吃音があって人一倍勉強させようと習い事や塾に通わせて、テレビも遊びもさせず、すべて私が管理して一流の大学にいかせました。親の管理から晴れて自由になった息子は遊んだりバイトしたりで結局3回留年して就活は諦め大学院に進みその後就活ができず教授に紹介された会社もやめ、バイトを少しする毎日です。息子は大丈夫なのでしょうか。息子の将来を見て下さい。ご相談終わり。
こういう場合私は息子さんとお母様のホロスコープを出して、まずお母様のカウンセリングから始めます。大抵原因はお母様にある場合が多いからです。このお母様はとても優秀な勉強家ですが結婚後子育てでしかご自分を評価出来なかった。だから吃音の息子を誰よりもお母様が特別視していたのかもしれません。本当は卒業した時点できちんと就活するチャンスもあったのだけれど、一つか二つ受けて諦めてしまった。息子さんのホロスコープを出すと太陽と冥王星が120度で何度挫折しても這い上がるパワーのある配置になっています。太陽が冥王星と絡んでいるということは太陽の意識を開花させるには一度崖から落とす必要があるのです。息子さんには何度もチャンスがあったのです。就活が上手くいかなかった時、研究室をクビになった時。一見不幸に見えますがチャンスだったのです。自立のね。ですがすべてお母様が手を回して保護してしまったのね。(気持ちはわかります。息子は可愛いし心配ですから。)お母様はいい加減目をさまして息子さんを支配するのをやめなければ息子さんは自分の太陽を使えない人になってしまう。彼は十分しっかり自分でやっていける人なのです。
子供の成長と共に適度な距離感を取っていくのって本当に難しいと思います。でも、お母様のホロスコープを見ていると、まだまだチャンスはあります。今までかけて来た愛情が本物なら、信じて待つのも子育てです。失敗することだってあると思う。でも、大切なのは失敗からどう学ぶかなのです。
2016-8-22-2